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2014年4月1日火曜日

アミちゃん、ありがとう。





彼女はまだ、八歳と八ヶ月だった。
毎日の儀式、シリンジで薬を与えたり、特別に食事を与えたり、
鼻水で詰まった鼻を拭いて、目やにを拭いて、、。

今日からもうそれはない。

家に来た初めての子。

彼女が来てから、徐々に家がにぎやかになっていった。

三日程前に、急に調子がおかしくなって、昨日は、もう殆ど危なかった。


膝の上で、ずっと体を撫でていた。Rain Bluesをリピートして。

彼女は痛みを忘れたのか、夢うつつだったのか、
私の膝の上で、とても心地良さそうに足を伸ばしたり、
寝相を変えたりした。
私は、少し希望を抱いた。


そろそろ寝る時間だ。



布団を用意して、彼女をいつもの通り枕元に置いて、用を足しにいった。
戻ると、彼女は苦しそうにもだえていた。
手足を全部のばしてひと伸びした。

慌てて、私が抱いてすぐに、彼女はこと切れた。


病を患いながら、この寒い冬を乗り越えて、今年の冬も食事の時間には私の顔をいつも見つめていた。

食事が終わると、私の机に上って来て、私に抱いてもらうのをいつも待っていた。

抱いてあげると、とても、気持ち良さそうに私に体を預けた。

布団を敷いて寝ようとすると、特等席の枕元に真っ先に駆けつけて、朝まで一緒だった。

気がつくと、私の側にいた、台の上で私の事を見ていた。


去年の夏、ほったらかしで絡まってしまった毛を刈ってあげたんだ。
鼻が詰まって、唾液で固まってしまった毛を。

その夏から、昨日まで、急に私に対する接触が増えた様に感じていた。

私は、その度に不安を感じていたが、打ち消していたんだ。

とても、愛おしかったから、。

やせ細って、ひょこひょこと歩いていた姿を忘れられない。

もう、四、五年、病気を患っていてのに、数ヶ月前に、私がいたずらに枝かなんかを振ったら、もう、何年かぶりに戯れ付いていた姿が目に蘇る。あぁ、良くなったんだ、私は勘違いしていた。

本当に厳しい冬を、不自由な体で、乗り越えてくれた。
私を、喜びで癒してくれた。


ありがとう。ありがとう、アミ、ありがとう。